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平成28年度予算について

平成28年度予算は、平成28年3月17日の理事会において別表のとおり決定いたしましたので、その概要を平成27年度予算と対比して説明いたします。

1.事業活動収支予算書

平成27年度より学校会計基準が改正となり、従来の「消費収支予算書」は「事業活動収支予算書」に様式が変更となりました。

法人全体の学生生徒総数は11,674名と203名減少しております。学生生徒等納付金は27年度予算比2億9500万円減の131億1100万円を見込んでおります。手数料は各学校の入学検定料等で5億6800万円、寄付金は8300万円を計上しております。補助金は21億2400万円としており、1億2300万円増加の見込みです。付随事業収入は6億3200万円と、都市大の受託事業収入増加等により1億2400万円増加しております。

人件費は、教育部門の専任教職員数691名、兼務教員数549名としており86億8100万円を計上しております。教育研究経費は減価償却額18億6500万円を含め63億700万円となり、1億9700万円減少しております。管理経費は減価償却額1億5800万円を含め13億9100万円となります。以上により教育活動収支差額は4億3000万円の収入超過となります。

教育活動外収入は受取利息・配当金の3億900万円、収益部門である東急自動車学校の収入15億5200万円等により25億7700万円となります。教育活動外支出は借入金等利息が3600万円、東急自動車学校の支出14億9200万円等により19億7900万円となり、教育活動外収支差額は5億9800万円の収入超過となります。

教育活動収支と教育活動外収支を合計した経常収支差額は10億2800万円の収入超過となり、27年度予算比2億2500万円増となります。

特別収支は、施設設備補助金の5300万円を計上しております。予備費は修繕工事等に備え、2500万円増額の1億円を計上いたしました。以上により基本金組入前当年度収支差額は9億8200万円の収入超過となります。基本金組入額は、都市大世田谷キャンパスの借用校地買収、耐震改築工事等により23億3700万円となります。基本金組入前収支差額から基本金組入額を差し引いた当年度収支差額は13億5400万円の支出超過となります。


2.資金収支予算書

事業活動収支予算書と同内容の科目は説明を省略いたします。

収入の部では、資産売却収入は有価証券償還収入で16億4600万円となります。付随事業・収益事業収入は収益部門である東急自動車学校等の収入、都市大の受託事業等で28億5100万円となります。雑収入は施設設備利用料収入が1億800万円、退職団体交付金収入が1億3000万円等で2億9800万円となります。前受金収入は29年度入学生の授業料、入学金等で28億2700万円、その他の収入は前期末未収入金収入が2億7200万円等により8億700万円となります。資金収入調整勘定は前期末前受金収入調整26億4600万円等、29億100万円を計上しております。

支出の部では、借入金等返済支出は5億100万円を計上しており、28年度末借入金残高は45億500万円となる予定です。施設関係支出は都市大世田谷キャンパスの借用校地買収、耐震改築工事等により17億1300万円、設備関係支出は都市大ICT関係設備の整備をはじめとして6億4900万円を計上しております。資産運用支出は有価証券等買替支出が有価証券償還収入と同額の16億4600万円、施設引当資産繰入支出3億円等で20億3400万円、その他の支出は一般未払支出2億1200万円等で6億9600万円を計上しております。資金支出調整勘定は一般未払調整2億1200万円等で2億4700万円を計上しております。

以上により、当年度収入合計は217億8000万円、当年度支出合計は214億1800万円となり、資金収支差額は3億6200万円となります。


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